日本全国に1,000箇所以上ある道の駅。テーマパークのように大規模で、飲食の充実した施設もありますが、奈良県の山奥にある地味な道の駅で旨いものを見つけましたので、ご紹介します。
道の駅 吉野路黒滝
奈良県吉野郡黒滝村長瀬22、国道309号線沿いにある道の駅です。敷地内に銀行の支店があり、この山奥の地域では重要な施設になっているようです。
敷地内には、イノシシ肉のコロッケなどを振る舞う屋台と野菜の直売、土産物店、コンビニがあります。
土産物店の様子
土産物店はなかなかの品ぞろえでしたが、ぱっと見たところ田舎にありがちなラインナップで、漬物や佃煮、調味料などが多く、購買意欲をそそるほどのものはない雰囲気です。
おすすめのお土産① 青唐辛子みそ
非常に地味な見た目で、他の人におすすめしてもらわなかったら一生出会うことはなかったでしょう。
名前の通りで、味噌と青唐辛子をあえたものです。
じわじわくる辛さに、味噌の甘さがちょうどいい。焼いたお肉や魚に付けて、ご飯にのせて、そのままつまんで、日本酒とともに。
シンプルな食品なので、いろいろなものに合います。食べた瞬間は結構な辛さですが、すぐにおさまるので、箸がとまりません。
おすすめのお土産② 塩レモンぽん酢
塩とレモンのぽん酢です。普通のぽん酢と同じ使い方で、なんでも美味しくいただけます。
まとめ
「奈良にうまいものなし」と冗談半分に言われることがよくあります。その通りだと思っていましたが、意外なところに旨いものがあるものです。
道の駅吉野路黒滝へは洞川温泉へ行く途中に立ち寄っただけでしたが、機会があればまた買いに行きたいと思います。
都会の洗練された商品とは違う、素朴な味わいのものが他にもあるかもしれません。
黒滝村、おすすめです。