【福岡】北九州のグルメ。DEEPな街 黒崎で食べる名物餃子。

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今回は番外編として、福岡県北九州市にある餃子のお店をご紹介。

福岡のグルメと言えば、「豚骨ラーメン」や「水炊き」、「明太子」なんかを思い浮かべますが、実は餃子も福岡の名物になっています。

博多や小倉といった繁華街には当然おいしい店が沢山あるでしょうが、今回ご紹介するお店は、北九州市八幡西区黒崎というマイナーな街にあります。まず観光で立ち寄ることのない土地ですが、この餃子のために寄り道しても後悔はしません。

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黒崎という街

北九州市八幡西区黒崎は八幡西区の中心市街地で、JR黒崎駅を中心に北側には三菱ケミカルなどの工場が立地し、北九州工業地帯を形成しています。

駅の南側には放射線状に繁華街が広がっており、立派なアーケードを持った商店街がいくつもありましたが、今ではほぼシャッター通りで、開いているのはパチンコ屋と消費者金融ばかりという有様です。

写真は黒崎のメインストリート「ふれあい通り」の様子です。広い歩道にビルが林立しており都会的なイメージですが、人通りはまばらで、閑散としています。

この黒崎のDEEPさに注目して街歩きした記事がありましたので読んでみてください。きっとあなたも黒崎へ行ってみたくなると思います。

本店 鉄なべ

さて、本題の餃子屋さんに戻ります。名前は「本店 鉄なべ」と言いますが、支店があるわけではなく、ここ黒崎のみです。「元祖」や「本家」といった意味合いで「本店」と付けているのではないかと、勝手に想像しています。

JR黒崎駅南口から国道3号線を渡ってすぐの場所。

ビルの1階にひっそりとたたずんでいます。看板に明かりが灯っているわけでもないので、通り過ぎてしまうかもしれません。

店内は写真のように、厨房を囲むようにカウンター席が20席ほど。右手の窓際にテーブル席が6席ほど。

厨房が圧倒的に広く、客席が狭いです。また、壁際には醤油やソースの瓶、一斗缶などが所狭しと置かれており、街の中華屋さんと行った雰囲気。

店員さんは皆さんご高齢で、60~80歳代でしょうか。そのため少し忙しいと、入店した客への対応が遅くなることもあるようですが、気長に待ちましょう。きっと存在には気付いているはずです。

本店 鉄なべのおすすめメニュー

おすすめは言うまでもなく餃子です。

焼き餃子10個入り 540円

写真は2人前(20個入り)です。分厚い鉄鍋で焼かれて、そのままの状態で客に提供されますので、熱々のまま食べることができます。

1個あたりの大きさはとても小さく、皮は薄く、具は少なく、次々と口の中へ入っていきます。

カウンターには酢醤油と自家製のラー油。このラー油が餃子にアクセントを与えて、いい感じになります。

にんにく不使用で、焼く際の油が少なめなのでとてもあっさりしています。にんにくの効いた餃子をがっつり食べたい方は、王将へ行ったほうがいいでしょう。

まとめ

焼き餃子以外にも、麺類、ごはん類、アルコールがあります。

どのメニューも優しめの味ですが、なかなか美味しいです。

注意したいのは営業時間。閉店が21時30分ですが、餃子が売り切れそうになると21時前にはオーダーストップとなります。

週末となると、オーダーストップの時間まで満席の状態が続きますので、早めに来店することをおすすめします。

 

本店 鉄なべ
福岡県北九州市八幡西区黒崎1丁目9-13 宮本ビル1F
営業時間 11:00~21:30
定休日 木曜日

 

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